お問い合わせ後のサンクスページとは?必要な理由・掲載内容・作成時のポイント

お問い合わせフォームを送信したあとに表示される「サンクスページ」。
結論から言うと、すべてのフォームに必須というわけではありません。
ただし、
- 送信が完了したことを分かりやすく伝える
- 今後の流れを案内する
- 広告やアクセス解析の成果を計測する
といった目的がある場合には、設置すると便利なページです。
この記事では、サンクスページの役割や掲載内容、文言例、設置時に確認したいポイントをご紹介します。
サンクスページとは?
サンクスページとは、お問い合わせや申し込み、資料請求などが完了したあとに表示するページです。
一般的には、フォーム送信後に次のような専用URLへ移動します。
https://example.com/contact-thanks/
ページには「お問い合わせありがとうございました」などの完了メッセージを掲載します。
Google広告でも、問い合わせや購入の完了後に到達する「Thank youページ」が、コンバージョンページの例として案内されています。
サンクスページは必要?
フォーム送信後に「送信しました」とメッセージを表示できる場合は、専用ページを用意しなくても完了を伝えられます。
ただし、次のような場合はサンクスページが向いています。
送信完了をはっきり伝えたい
お問い合わせやお申し込みが正常に完了したことを、分かりやすく案内できます。
返信までの流れを案内したい
「何営業日以内に返信するか」など、その後の流れを伝えられます。
自動返信メールの確認を促したい
迷惑メールフォルダの確認など、メールが届かない場合の注意も伝えやすくなります。
関連ページや資料を案内したい
サービス詳細や制作事例など、次に見てほしいページへ自然に案内できます。
広告やアクセス解析で送信完了を計測したい
サンクスページを使うことで、問い合わせ完了を計測しやすくなる場合があります。
簡単な問い合わせフォームであれば完了メッセージだけでも対応できますが、その後の案内や計測を行う場合は、専用ページの方が整理しやすくなります。
完了メッセージとの違い

フォーム送信後の表示方法は、主に次の2つです。
フォーム下に完了メッセージを表示する
送信後も同じページに留まり、フォームの近くに完了メッセージを表示します。
ページ移動がなく、仕組みが比較的シンプルです。
サンクスページへ移動する
フォーム送信後、専用の完了ページへ移動します。
送信完了の案内だけでなく、返信時期や注意事項、次に見てほしいページなども掲載できます。
どちらが優れているというものではなく、フォームの目的や公開後の運用方法に合わせて選びます。
サンクスページに掲載したい内容
お問い合わせ用のサンクスページには、次の内容があると分かりやすくなります。
送信が完了したこと
まずは、お問い合わせが正常に送信されたことを伝えます。
返信までの目安
「2営業日以内に返信します」など、連絡までの目安が分かると、問い合わせた方も待ちやすくなります。
自動返信メールの確認
自動返信メールを送る場合は、受信ボックスだけでなく、迷惑メールフォルダも確認してもらうよう案内します。
連絡が届かない場合の対応
一定期間を過ぎても返信がない場合のメールアドレスや電話番号を掲載します。
次に見てほしいページ
必要に応じて、サービス内容、料金、制作事例、よくある質問などへ案内します。
ただし、リンクを増やしすぎると次に何をすればよいか分かりにくくなるため、必要な案内だけに絞ります。
サンクスページのデザインで意識したいこと
サンクスページは短いページですが、LPやホームページと同じサービスの一部です。
次のような要素を揃えると、ページ移動後も違和感が出にくくなります。
- ロゴ
- メインカラー
- フォント
- ボタンのデザイン
- 写真やイラストの雰囲気
送信後のページだからといって、まったく別のデザインにする必要はありません。
お問い合わせいただき、ありがとうございます」など、送信が完了したことが一目で分かるように、文章やリンクを増やしすぎず、シンプルにまとめることが大切です。
次の案内につなげることもできる
サンクスページには、問い合わせ後に見てほしい情報を掲載できます。
たとえば、
- SNSのフォロー
- YouTube動画やブログ記事
- メールマガジンへの登録
- 関連するサービス
- 無料資料のダウンロード
- セミナーや相談会の案内
などです。
問い合わせをした方は、商品やサービスへの関心が高い状態です。そのため、関連する情報を案内することで、サービスについてさらに知ってもらえる可能性があります。
ただし、案内を増やしすぎると分かりにくくなります。まずは問い合わせが完了したことを伝え、そのあとに見てほしいページを1〜2件程度案内すると、すっきりまとまります。
問い合わせ数を数えるためにも使えます

サンクスページは、問い合わせが何件あったかを数えるためにも使えます。
たとえば、フォームを送った人だけがサンクスページを見る仕組みにしておけば、
サンクスページが表示された回数を、問い合わせ件数の目安として記録できます。
GoogleアナリティクスやGoogle広告でも、この方法を使って問い合わせ数を記録できます。
ただし、サンクスページのURLを直接開いたり、ページを何度も読み込み直したりすると、実際の問い合わせより多く数えてしまうことがあります。
そのため、設置後は自分でフォームを送信し、
- サンクスページが正しく表示されるか
- 問い合わせが1回だけ記録されるか
を確認することが大切です。
検索結果に表示させない
サンクスページは、フォームを送信した人に見てもらうページです。
Google検索から、だれでも直接アクセスする必要はありません。
そのため、通常は「noindex」という設定を使い、検索結果に表示されないようにします。
ただし、noindexを設定しても、URLを知っている人はページを開けます。
そのため、サンクスページには、
- 個人情報
- パスワード
- 限られた人だけに見せたい資料
など、外部に見られて困る情報は載せないようにしましょう。
制作時に準備したいもの
サンクスページを制作する際は、次の内容を決めておくとスムーズです。
完了メッセージ
返信までの目安
自動返信メールの有無
連絡が届かない場合の問い合わせ先
サービスページなどへのリンク
コンバージョン計測の有無
サンクスページのURL
文言が決まっていない場合は、実際の返信方法や営業時間を確認しながら整理します。
デザインコムラでの対応
デザインコムラでは、LPのお問い合わせフォーム設置とあわせて、フォーム送信後のサンクスページ作成・設置にも対応しています。
LPとデザインを揃えながら、
- 送信完了メッセージ
- 返信までの流れ
- 自動返信メールの案内
- 必要な計測タグ
などを確認して制作します。
フォームの種類や外部サービスの仕様によって、サンクスページへの移動方法が異なる場合があります。
まとめ
サンクスページは、すべてのフォームに必須ではありません。
しかし、送信完了を分かりやすく伝え、その後の流れを案内したい場合には便利です。
また、広告やアクセス解析で問い合わせ完了を計測する場合にも活用できます。
大切なのは、ページを用意することだけではなく、
- 問い合わせが完了したこと
- いつ頃返信があるのか
- メールが届かない場合はどうするのか
を、利用者が迷わないように伝えることです。
サンクスページまで含めて設計することで、お問い合わせ後も分かりやすい導線になります。



参考・出典
- Google アナリティクス ヘルプ
「キーイベントを作成または変更する」
https://support.google.com/analytics/answer/12844695?hl=ja - Google 広告ヘルプ
「コンバージョン ページ」
https://support.google.com/google-ads/answer/61132?hl=ja - Google 検索セントラル
「noindexを使用してコンテンツをインデックスから除外する」https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/block-indexing?hl=ja

