LP制作に必要な写真・画像は何を用意する?素材準備のポイントを解説

LP制作を依頼するときに、意外と迷いやすいのが写真や画像などの素材です。
「どんな写真を用意すればよいのか」
「スマートフォンで撮った写真でも使えるのか」
「写真がほとんどない場合でも制作できるのか」
と悩む方も多いのではないでしょうか。
LPでは、文章だけでなく、商品やサービスの内容を伝える写真や画像も大切です。
まず確認したいのは、商品・サービスの写真、人物や店舗の写真、ロゴ、実績や資格を示す画像です。
すべて揃っていなくても、素材写真やイラストで補える場合があります。
ただし、たくさん用意すればよいわけではありません。LPの内容や目的に合わせて、必要な素材を整理することが大切です。
この記事では、LP制作を依頼するときに用意したい写真・画像と、素材を準備する際のポイントを解説します。
LP制作で用意したい写真・画像
LPに使う素材は、商品やサービスによって異なります。
まずは、次のような写真や画像がないか確認してみましょう。
商品やサービスの写真
商品の形や大きさ、サービスを利用する様子が分かる写真を用意します。
- 商品本体やパッケージ
- 施術や作業をしている様子
- 使用する道具や設備
利用中の写真があると、サービス内容をイメージしやすくなります。
代表者やスタッフの写真
誰がサービスを提供するのかを伝えるための写真を用意します。
- 代表者や担当者の顔写真
- 仕事をしている様子
- お客様と話している様子
顔を出しにくい場合は、横顔や後ろ姿、手元の写真も使えます。
店舗や施設の写真
来店する方が、場所や店内の雰囲気を確認できる写真を用意します。
- 建物の外観や入口
- 受付や店内の様子
- 設備や駐車場
初めて訪れる方の不安を減らすためにも役立ちます。
実績や事例の画像
実際の成果や利用例が分かる写真や画像を用意します。
- 制作や導入の事例
- 利用前後の変化
- サービスの実施結果
お客様の写真や実績画像は、掲載許可を確認します。※美容・医療などでは表示方法にルールがあるため、業種に応じた確認も必要です。
お客様の声に使う写真
お客様の声と一緒に掲載できる写真があるか確認します。
- 本人の顔写真
- 後ろ姿や手元の写真
- イメージ写真やイラスト
写真を掲載できない場合は、年代や職業だけでも紹介できます。
ロゴやブランド素材
会社やサービスのロゴは、できるだけ元データを用意します。
- AIまたはSVGデータ
- ロゴが入ったPDF
- 背景が透明なPNG
小さな画像やスクリーンショットは、拡大するとぼやける場合があります。
資格・認定証・受賞歴
信頼性を伝える資格や認定、掲載実績の画像を用意します。
- 資格証や認定証
- 受賞歴や表彰状
- 認定マークや掲載実績
掲載範囲やロゴの使用条件がある場合は、利用ルールを確認します。
実際の写真と素材サイトの写真はどう使い分ける?
LPの画像は、すべて実際に撮影した写真で揃える必要はありません。
内容によって、実際の写真と素材サイトの写真を使い分けます。
実際の写真を優先したいもの
その会社やサービスの事実を伝えるものには、実際に撮影した写真が向いています。
素材サイトの写真だけでは、実際の商品やサービスの様子までは伝えられません。
特に、ページの最初に表示されるメイン画像では、可能であれば商品やサービス独自の写真を使うと、内容を伝えやすくなります。
店舗やスタッフの顔が分かる写真は、「実際に営業しているお店なんだ」という安心感を伝えるためにも役立ちます。
素材サイトでも補いやすいもの
商品そのものではなく、イメージを伝える画像は、素材サイトの写真やイラストでも補えます。
写真が十分に揃っていない場合でも、素材写真やイラストを使うことで、文章だけでは伝えにくい内容を補えます。
LP全体の雰囲気に合った素材を選ぶことで、ページの印象を整えることもできます。
※実際のサービスと大きく異なる写真は、誤解につながる可能性があります。商品やサービスの内容や雰囲気に合った素材を選びましょう。
スマートフォンで撮った写真でも使える?
スマートフォンで撮影した写真でも、状態がよければLPに使用できます。
最近のスマートフォンは画質も高いため、必ずしも専門のカメラで撮影する必要はありません。
撮影するときは、次の点を意識すると使いやすくなります。
- 明るい場所で撮影する
- ピントが合っているか確認する
- レンズの汚れを拭く
- 背景に不要なものを入れない
- 同じものを縦と横の両方で撮影する
- 正面だけでなく、少し離れた写真も撮る
- 強い加工やフィルターをかけすぎない
デザインでは写真の一部を切り取って使うことがあります。
被写体の周囲に少し余白を残して撮影しておくと、パソコン用やスマートフォン用の表示に合わせて調整しやすくなります。
写真や画像はどのような状態で渡せばよい?
素材を制作会社やデザイナーへ渡すときは、できるだけ元の画像をそのまま送ります。
元の大きい画像を送る
大きな画像は、制作側で使用する場所に合わせて縮小できます。
一方、小さな画像を後から大きくすると、ぼやけたり、輪郭が荒くなったりする場合があります。そのため、撮影した元データを渡す方が安全です。
メールやLINE、SNSを通して保存した画像は、自動的に小さくなっていることもあります。
可能であれば、スマートフォンやカメラに保存されている元の画像を共有しましょう。
WordやPDFだけに貼り付けない
原稿をWordやPDFでまとめる場合でも、使用する写真は別の画像ファイルとして用意します。
WordやPDFに貼り付けた画像だけでは、きれいな状態で取り出せないことがあるためです。
原稿には「ここに店舗写真を使用」などと記載し、写真データは別のフォルダへ入れると分かりやすくなります。
ファイル名を分かりやすくする
画像のファイル名だけでは内容が分からない状態だと、どこに使う写真なのか判断しにくくなります。
内容が分かりにくい例
IMG_0001IMG_0002IMG_0003
内容が分かりやすい例
商品_正面商品_使用中店舗_外観代表者プロフィールお客様の声_A様
画像の枚数が多い場合は、内容ごとにフォルダを分ける方法もあります。
- 商品写真
- 店舗写真
- スタッフ写真
- 実績
- ロゴ・認定証
すべてを細かく整理する必要はありません。どの写真なのか分かる状態にしておくと、制作がスムーズです。
写真が用意できない場合は?
写真が少ない場合でも、LPを制作できないわけではありません。
次のような方法で補うことができます。
ただし、商品や店舗など、実物を確認したい方が多いサービスでは、実際の写真があった方が内容を伝えやすくなります。
すべての写真を一度に用意するのが難しい場合は、どの写真を優先して準備するかを制作側と相談するとよいでしょう。
AIで作られた画像について

生成AIを使って、写真やイラストを作る方法もあります。
ただし、AIで作られた画像だからといって、必ず自由に使えるとは限りません。
公開・販売するときは、既存作品との類似や使用するサービスの利用条件などを確認する必要があります。
文化庁も、AI生成物を公開・利用する場合の著作権侵害について、通常の著作物と同じように判断されると説明しています。
デザインコムラでは、権利関係や生成過程を慎重に考え、現在のところLP制作にAI生成画像は使用していません。有料素材サイトに掲載されている素材についても、AIで生成された画像は選ばない方針です。
写真が用意できない場合は、次のような方法で補います。
- 利用条件を確認した写真素材やイラストを使用する
- アイコンや図解を作成する
- 文字や配色を中心に構成する
- 必要な写真を追加で撮影してもらう
インターネット上の画像をそのまま使わない
Google検索やSNSで見つけた写真を、保存してLPへ掲載することは避けましょう。
インターネット上で公開されている画像でも、自由に利用できるとは限りません。文化庁も、ネットで見つけた画像を無断利用せず、権利者や利用条件を確認することが大切だと案内しています。
写真や画像を使用するときは、次のいずれかを確認します。
- 自社で撮影した画像
- 掲載許可を得た画像
- 購入した素材
- 商用利用が認められている素材
- 制作会社が契約している素材
無料素材であっても、商用利用や加工、クレジット表記などの条件が設定されている場合があります。
使用前に利用規約を確認しましょう。
デザインコムラでの対応
デザインコムラでは、LP制作時にお預かりした写真や画像を確認し、使用する場所に合わせて配置します。
必要に応じて、次のような対応も行います。
- 画像の明るさや色味の簡易調整
- 必要な部分の切り抜き
- パソコン・スマートフォン表示に合わせたトリミング
- 有料写真素材の選定
- アイコンや簡単な図解の作成
- 素材が不足している場合のご相談
写真が十分に揃っていない段階でも、まずは現在お持ちの素材をご共有ください。
LPの内容を確認しながら、追加で必要な写真や、素材で補える部分を整理します。
まとめ
LP制作を依頼するときは、商品やサービスの特徴が伝わる写真や画像を用意します。
主に確認したい素材は、次のとおりです。
- 商品やサービスの写真
- 代表者やスタッフの写真
- 店舗や設備の写真
- 実績や事例
- お客様の声に使用する写真
- ロゴ
- 資格や認定証
写真は、できるだけ元の大きなデータを用意し、内容が分かるように整理しておくと制作がスムーズです。
すべての素材が揃っていなくても、素材写真やイラスト、図解などで補える場合があります。
どの写真が必要か分からない場合は、手元にある素材を確認しながら、制作側と一緒に整理していきましょう。
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参考・出典
- Google 検索セントラル「Google 画像検索 SEO ベスト プラクティス」https://developers.google.com/search/docs/appearance/google-images?hl=ja
- 文化庁「ここが知りたい著作権」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/taisetsu/point/index.html - 文化庁「AIと著作権について」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/aiandcopyright.html - Adobe Learn「画像の解像度」
https://www.adobe.com/jp/learn/photoshop/web/image-resolution

